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画像データ修正(色修正)時に気をつけている事

修正内容によっても内容は事なりますが、基本的に気をつけている事は、
画像全体のバランスとライト側とシャドー側の数値をベースに色調の直し構成を考えます。
画像全体のバランスとは、画像が明るいか、暗いか、ボケ気味であるか否かを判断し、修正をかけて行きます。
次に色味の調整があれば、修正をかけて行きます。
次にライト側とシャドー側の網点の点付きをみて判断をして行きます。
画像データ修正(色修正)は、最終出力形態によっても変わります。
例えば、印刷時の紙が上質紙とコート紙では、色の全体のトーンの数値は変わります。
スキャナーで分解したデータとデジタルカメラのデータでは、シャープネスのかかりぐあいが違うので、調整をかけたりします。
画像の色味は4C構成で作られていますが、3Cのマゼンタ色、イエロー色、シアン色のどの色味が多くてもその色味が強く出て色かぶりのデータになってしまいます。
全体の色バランスに対して、シアン色が多めに入っていると、シャープな感じに見せる事が出来ます。
シャープに見せたい画像データであれば、シアン色を多めに入れる事も効果があったりします。
逆に料理が中心の画像はマゼンタ色やイエロー色を多めに入れる事で、鮮やかさが増したりします。
マゼンタ色やイエロー色は暖色系の色なので、料理やソフト系のものに効果があります。
イエロー色が多くなると、全体的に締まりがなくなるようなイメージになるので注意が必要です。
画像の色を修正する時は、自分の中にある記憶している色(記憶色)がベースとしてあるので、修正時には直しの方向性をしっかりと確認して置く事は重要になります。

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