オンデマンドおまかせスタッフブログ

顔写真の差し換え

今回は可変印刷を使用した際、実際に起こったトラブルを紹介します。

300名分の社員証を可変印刷利用し「名前」「部署名」「役職」「顔写真」を差し換えて、それぞれ作成したいとの依頼がありました。

名前や部署名など文字の可変については、それほど問題ないのですが「顔写真」の差し換えには注意が必要になります。

可変印刷のメリットとしてベースのデータさえ作成してしまえば、10名分でも100名分でも、もちろん300名分になっても顔写真を自動で差し換えることができ、それを印刷用のデータやPDFに書き出すことができるということがあります。

しかし、注意点として自動組版になりますので、写真のサイズがすべて、ある程度同じ大きさでなければならないこと、被写体の位置が極端に上下左右にずれていないことなどがあげられます。

事前に注意事項として、伝えてはいたのですが入稿された写真データはある程度の大きさや位置に統一感があったものの、中にはサイズが極端に大きかったり、小さかったりするものや、被写体が左右によってしまっていたりする画像がありました。

自動組版の場合はすべての写真を同じ位置に同じ縮小率ではめ込んでいきますので、基準の写真よりサイズの大きいものは大きく、小さいものは小さくなります。また、被写体が左右にずれていれば、そのまま表示されてしまいます。

今回は、大きさの違いや左右のずれがある写真があまり多く無かったので、誤差のあるものは写真事態を基準となる写真に合わせて個別に修正し、再度組版を行いましたが、基準の写真との違いがあるものが多くなりますと組版自体はさほど時間がかからなくても、写真の修正にばかり時間がかかってしまうことや追加の修正料金が発生する場合もありますので、注意が必要です。

社員証や学生証などのご案件をお考えの方は、ぜひ事前にご相談いただければと思います。

横書き小説

携帯小説やネット小説・電子書籍の影響か、本屋でも横書きの小説を見かけるようになりました。

パラパラめくってみましたが違和感があって読みにくく、僕はすぐ棚へ戻してしまいましたが、中には読みやすい人もいるようですね。

最近トッパン・フォームズ㈱が縦書きの文字情報の知覚に対し、計測を行ったようです。
一般的に視力の衰えを自覚する45歳以上の年配層と44歳以下の若年・中年層とに分けて解析したところ、年配層は脳活動が活性化し、特に文字情報を注視する結果がでたのに対し、若年・中年層では目立った脳活動は見られず、文字情報にもあまり注視しない「読み飛ばしている」という状況が確認できたそうです。

年齢層が高ければ縦書きが読みやすい、若年層になるにつれ縦書きが読みにくい傾向にあるようです。
慣れの問題もあるかと思いますが、若い方の本離れしている傾向にあるようですので、本の需要を増やすためにも、今後横書きの本が増えるかもしれないですね。

ドラムスキャナーと平面スキャナーのそれぞれのメリット

本日はドラム型と平面スキャナーのそれぞれのメリットについて説明致します。
平面スキャナーについては、原稿を読み取る光源が動くタイプのスキャナーであれば、基本的に原稿を選ばないので、
原稿台に乗せられるものであればどんな物でも、どんな大きさのものでもスキャンする事が出来ます。
操作も自動セットアップなので簡単にスピィーディーに出来ます。もちろん手動で自分好みのセットアップをする事も出来ます。
品質については、200%~300%の範囲の拡大率であれば、画像の品質、粗さみたいなものは殆ど気になる事はありません。
ドラム型のスキャナーについては、シリンダーに原稿を巻き付けてスキャンをするので、ドラムでスキャン出来る原稿はある程度絞られます。
印刷物等の原稿であれば、B3サイズまでが限度になりそれ以上大きい原稿はできません。
後、原稿の厚みがある物は原稿をシリンダーに巻き付けた時に浮いたりしますので、物を見て判断する事になります。
品質については、ドラムの原稿を読み取る解像力がだいたい10,000~12,000dpiあるので、品質の仕上がりは大変いいです。
ドラムスキャナーのすばらしさは、平面スキャナーに比べると画像の再現性が高いところにあります。
品質の再現性を重視する場合はドラム型スキャナーがおすすめです。

ワードに埋め込まれている画像データを取り出す方法。

画像データの補正等をする際に、ワード等に埋め込まれている画像を修正する時等がありますが、
通常は画像データとして取り出さないと修正する事が出来ません。
そこで、今回はワードに貼付けてある画像をどのようにして取り出すかを説明します。
初めに、ワード文書を開いて名前をつけて保存します。この時保存する時のファィルの種類は、
webページ(html)の形式で保存します。
保存した時に~filesのフォルダが出来上がります。その中にワード等に埋め込まれている画像データが生成されます。
ワードの方でも簡単な補正は出来ますが、細かいところまでは出来ませんので、
ワードに貼付けてある画像の補正をする場合は、画像を取り出す為の作業が必要になります。

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