リンクについて
2016年4月7日
春になって部署の移動で印刷発注担当になった方。また今年から初めて印刷物のデーターを入校する方の為に、ここではこれを守っていればトラブル回避できる事柄を載せていきたいと思います。
弊社に限らず印刷サイトなどでは詳しく注意事項が記載されています。
何故このような注意事項があるのかというと印刷受注は、データ転送や、CD・DVDなどのメディア入稿が多くを占めますが、そこで頻繁に起こるのが「画像や部品の転送忘れやリンク切れ」です。
リンク切れのトラブルや確認は、illustrator、Indesign、QuarkなどDTPソフトには常おこる問題です。このために時間がかかってしまったり、最悪は印刷出来ない!時間に間に合わない!!などの問題になってしまいます。
こんなことにならない為の注意事項なので、面倒でも読んでおきましょう。
リンクとは
Illustratorなどのデータに、画像などの部品データを「配置」すると、ソフトは部品データの「情報(ファイル名など)」をデータに記憶させます。これをリンクといいます。
リンクされた部品は、データ上には 「情報」として存在しているため、画面上では粗く(不鮮明に)表示されますが、プリント時には「情報」を読み取り、きれいに印刷されます。
リンク切れとは
リンク(配置)後に、部品を移動させたり、ファイル名を変更すると、データに記憶された「情報」との不一致が発生し、「画像が見当たりません」といったメッセージが表示されます。これが「リンク切れ(外れ)」と呼ばれる現象です。リンクが切れた部品は、「情報」を読み取ることができないため、(化けたような状態、又は荒画像になる場合もありますが)印刷されません。
また、名前がちがう画像をそのまま再リンクした際には画像の大きさが変わってしまったり変形してしまったりすることがあります。
逆に言えばこれらに注意を払えば大丈夫ということですので、難しくないので時間をロスしないためにも注意しましょう。