2016年4月28日
インデザインで文章を流し込んで画像や図形を入れる時に、文字を整える作業で「周りこみ」を使います。
文字ボックスを作り大きくしたり小さくしたりしながら画像や図形えお配置してきたかと思いますが、「回り込み」の機能を使うと文字BOXはそのままで文字が図形で隠れず流れていってくれます。
ウインドウからテキストの回り込みパレットを出しておきましょう。
ツールの黒い矢印を使ってオブジェクトを選択しておきます。
「テキストの回り込み」パネルの上のボタンを押して回り込みの形状を選択します。ボタンの下の数値BOXで文字をBOXの距離を設定します。回り込みのオプションで選択します。ここで好きなように変えていきましょう。
右サイドはオブジェクトの右側縦組は下に回り込みます。左はこの逆になります。
両サイド両方になります。回り込みはボックによって色々帰られます。
白い矢印ツールで図形を変形させるとそのまま動きます。これは画像にもできます。図形の中に文字を流し込ませることは滅多にありませんが、クリッピング同様を選ぶとマスクされた中にも文字が流れていきます。
イラストレータでも同じような機能があるのですが、インデザインはやや混乱することがあります。
文中だけ回り込みにさせたいのに、別のBOXで作ったキャプションまで見えなくなってしまう!といった初心者にありがちなことです。
この場合はキャプションの文字BOXを選んで、「オブジェクト」から「テキストフレーム設定」を選びます。そうすると細かい設定だできるようになります。下の方にある「テキストの回り込みを無視」にチェックをいれます。そうすると回り込みしなくなります。
2016年4月27日
酷似騒動で選考をやり直していた2020年の東京五輪の公式エンブレムが正式に発表され、市松模様をモチーフにしたシンプルなデザインとなりましたね。
市松模様は、江戸時代の歌舞伎役者である初代佐野川市松が、江戸・中村座の舞台衣装で、白と紺の正方形を交互に配した袴を履いたことをきっかけに着物の柄として流行し、その柄が後に市松模様と呼ばれるようになったそうです。
模様自体は古代より折模様として存在しており、石畳・霰と称されていたこともあり、江戸時代以前から存在するものは石畳文様と呼ばれているようです。
昔からある模様なので、見慣れた模様なのではあるのですが、デザインに関わる方はもっと見慣れているのではないでしょうか?
そうです。Photoshopの透明を表現する模様でもありますね!
調べたところ、Photoshopの開発者によれば、バイオロジー分野である生物学などの分野では「透明なガラスの下に白黒のチェッカーボードを置いて物を置く」という表現があり、長い間「透明」を表現するためにチェッカーボードが用いられていたそうで、そこからヒントを得て採用したそうです。
そんなエピソードも知り、改めてPhotoshopを起動してみると、この透明を表す模様って拡大しても大きさが変わらないことに気づきました。
模様を一定の大きさに保つことでも、「透明」らしさを表現しているのだなぁと改めて感じました。
2016年4月26日
今回もイメージバリアブルの画像のサンプルを紹介します。
まず、元になる画像はこちらです。

椅子の上にケーキが置いてある画像で、ろうそくも立っていますので誕生日や記念日などに適した画像です。
そして、イメージバリアブルを施した画像がこちらです。



椅子の板にお名前を可変し、一言メッセージを添えてみました。
今回は、誕生日を想定してのメッセージですが、記念日やお祝い事、今の時期ですと母の日などにも使えるような画像ですので、そのイベントに合わせたメッセージで作成してみると、用途が広がります。
また、メッセージを可変することも可能ですので、送る人や送る日などに合わせて文言や日付などの可変を行えば、より受け取る側に特別な感動を与えることができるかもしれません。
2016年4月25日
画像の背景が足りなくて画像のバック背景を増やして増やした分の画像を創る時の方法。
画像のバック背景が足りない時はどのように作っていくのか。
まず初めに、バック背景を増やす画像をフォトショップで開き、
イメージからカンバスサイズを選んで幅と高さを設定します。
例えば、幅が3cmで高さが4cmの画像の大きさに対して、
幅と高さ共に2cmずつ増やす場合は、最初の幅と高さの寸法に対して
2cmずつ増やします。変更後の幅と高さは、幅が5cmで高さが6cmの画像の大きさになります。
カンバスサイズに関しては、上下左右全体的にサイズを増やす事が出来ますし、他に上だけとか右だけとかと言うように増やしたい部分だけ変更する事も出来ます。
増やした部分は、背景の画像を作って足して行かなければなりませんが、
背景画像によって修正方法が異なってきます。
通常は、コピーペーストしながら背景を作っていきます。色味が同じでその色味で修正可能な場合は、その抽出した色で塗りつぶします。
後は、バック背景がグラデーションみたいな感じの背景画像であれば、編集から塗りつぶしのコンテンツに応じるを選んで塗りつぶすと、その背景画像が同じように作られ方法もあります。
この場合は、背景画像に対して塗りつぶした部分がうまくなじんでいるか確認する必要はあります。
2016年4月20日
今年のGWはカレンダー上では飛び石で3連休となりますが、5/2・5/6の2日を休めば最大10連休となる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
旅行等でお出かけの方も多いとは思いますが、九州では余震等も続いておりますので、どうぞお気をつけてGWを満喫していただければと思います。
本日はGWに伴う「オンデマンド印刷おまかせ.com」の営業日ご案内です。
「オンデマンド印刷おまかせ.com」はカレンダー通り営業しております。
休業日 4/29 ・ 5/1 ・ 5/3 ・ 5/4 ・ 5/5 ・ 5/7 ・ 5/8
上記休業日の受付・お問い合わせ等の対応は翌営業日のご対応となります。
お急ぎの方は余裕をもってご入稿頂ければと思っております。
2016年4月18日
DVD等動画等のデータを自動再生させて、さらにループ出来るようにしてほしいと依頼がありました。
実際、動画関係のデータ処理を普段取り扱っていないので、わかっていない部分もありましたが、
自動再生についていろいろやってみました。
最初は編集ソフトなどで自動再生とか、ループ再生とかが出来るのかと思いましたが、全く駄目でした。
TOASTというライティングソフトで出来る事が解りました。
TOASTというライティングソフトには、データ、オーディオ、ビデオ、コピー、変換の5つのカテゴリがあり、動画のデータなので、
ビデオを選択して動画のデータをドラッグします。右側にオプション項目がありますので、このオプション項目で設定して行きます。
メニュースタイルはメニュースタイル無しを選択して、品質の項目で、ディスク挿入時、自動再生すると全ての項目を連続して再生するにチェックが入っていれば、自動再生とループ再生が出来るDVDを作成する事が出来ます。カスタマイズのエンコードで、自動とカスタムがありカスタムでは、動画の簡単な再編集を行って再エンコードが出来るようにもなっています。
2016年4月12日
今回もイメージバリアブルの画像のサンプルを紹介します。
まず、元になる画像はこちらです。

水の中に何かを投げ入れている画像です。
水面に対して水平に近い角度で投げ入れているのか、水しぶきが横に長く上がっているのが分かります。
そして、イメージバリアブルを施した画像がこちらです。



今回のイメージバリアブルに関しては、前回までのものとは異なり文字自体を物体として扱い、水の中に飛び込むようなイメージで作成しています。
文字に立体感を付け、ぼかしや歪みなどを使用し文字のスピード感を表現しています。
実際にはありえない画像ですが、文字が高速で移動し水面に衝突したような不思議な画像に仕上がっています。
2016年4月11日
フォトショップの描画モードを使う事で写真を様々なイメージに変える事が出来ます。
使える描画モードは、いろいろな種類があります。
画像を暗くする効果のあるモードとしては、
比較(暗)
乗算
焼き込みカラー
焼き込み(リニア)
カラー比較(暗)
画像を明るくする効果のあるモードは、
比較(明)
スクリーン
覆い焼きカラー
覆い焼き(リニア)
カラー比較(明)
画像にコントラストをつける効果のあるモードは、
オーバーレイ
ソフトライト
ハードライト
ビビッドライト
リニアライト
ピンライト
ハードミックス
画像の色を操作する効果のあるモードは、
色彩
彩度
カラー
輝度
描画モードの変更だけで写真のイメージを変える事が簡単に出来ます。
モードの不透明度を変えるだけで、写真の濃度も1%刻みで変える事が出来ます。
2016年4月7日
春になって部署の移動で印刷発注担当になった方。また今年から初めて印刷物のデーターを入校する方の為に、ここではこれを守っていればトラブル回避できる事柄を載せていきたいと思います。
弊社に限らず印刷サイトなどでは詳しく注意事項が記載されています。
何故このような注意事項があるのかというと印刷受注は、データ転送や、CD・DVDなどのメディア入稿が多くを占めますが、そこで頻繁に起こるのが「画像や部品の転送忘れやリンク切れ」です。
リンク切れのトラブルや確認は、illustrator、Indesign、QuarkなどDTPソフトには常おこる問題です。このために時間がかかってしまったり、最悪は印刷出来ない!時間に間に合わない!!などの問題になってしまいます。
こんなことにならない為の注意事項なので、面倒でも読んでおきましょう。
リンクとは
Illustratorなどのデータに、画像などの部品データを「配置」すると、ソフトは部品データの「情報(ファイル名など)」をデータに記憶させます。これをリンクといいます。
リンクされた部品は、データ上には 「情報」として存在しているため、画面上では粗く(不鮮明に)表示されますが、プリント時には「情報」を読み取り、きれいに印刷されます。
リンク切れとは
リンク(配置)後に、部品を移動させたり、ファイル名を変更すると、データに記憶された「情報」との不一致が発生し、「画像が見当たりません」といったメッセージが表示されます。これが「リンク切れ(外れ)」と呼ばれる現象です。リンクが切れた部品は、「情報」を読み取ることができないため、(化けたような状態、又は荒画像になる場合もありますが)印刷されません。
また、名前がちがう画像をそのまま再リンクした際には画像の大きさが変わってしまったり変形してしまったりすることがあります。
逆に言えばこれらに注意を払えば大丈夫ということですので、難しくないので時間をロスしないためにも注意しましょう。
2016年4月6日
宮城県も桜が咲き始め、間もなく満開となりそうです。朝夕の寒さはまだ残るものの、日中はだいぶ暖かい季節となり、休日などは運動を行うにはちょうど良い気温になったと個人的に感じております。
運動と言えば、今年の夏にはリオでオリンピックが開催されることもあり、TVを見ているとオリンピック代表選手の内定の報道やらがとても多くなった気がします。
本日4月6日は近代オリンピックが開催された記念すべき日でもあります。「近代」といいながら第一回のアテネオリンピックが開催されたのは1896年、120年前のことにびっくりしています。
リオは日本からみて地球の真裏に位置しており、オリンピックを現地に応援に行かれる方は少ないと思いますが、これからの季節のスポーツ観戦や応援の際にはぜひ弊社の人気商品「オリジナル紙メガホン」をご利用頂きたいと思っております。
最近はいろいろなケースに利用される方も増えており、スポーツ以外では、アイドルの生誕祭や、お店の販売セールでご利用する方もいらっしゃいます。
オリジナル紙製メガホン
http://www.ondemandinsatsu.com/items/ondemand_megaphone/index.html