ポケットフォルダー
2016年1月8日
当初の営業関係の人間が正月のあいさつ回りがほぼ終わり、通常営業に戻ってきています。仕事に関しては、まだそれほど動いているわけではないのですが週明けには完全に通常の状態に戻ると思います。
今回はポケットフォルダーの件で参考にして頂きたい事を載せます。「オンデマンドおまかせ」の商品にあるポケットフォルダーに関しては以下の説明はあまり関係ありません。主にオフセット印刷でポケットフォルダーを作る場合の注意点となります。
ポケットフォルダーを作るために印刷するのですが印刷後に、型抜きの作業が必要になります。この型抜きは金型を作って、それを打ち抜き機に設定して、1枚ずつ型で抜いていきポケットの形を作って行きます。その時に印刷面が機械に擦れてしまいますので、キズが出来やすくなります。特に全面に色が入るようなデザインの物はキズ防止対策として、ニス(透明インキ)印刷で表紙面の印刷を保護します。また、印刷に比べて高価ではありますが、PPと呼ばれる薄いフイルムで表紙の印刷面に圧着して貼り込み、保護する方法もあります。PP加工は光沢が出てきれいな表紙が出来上がります。※マット系もありこちらは光沢は出ません。
その後ポケットを作るために、その部分を中に折り込み両面テープで貼っていきます。この作業は1枚ずつ手作業で貼っていきますのでかなり時間がかかります。1000部以上で部数が多い場合は、納期は多めにとる必要があります。