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日本の印刷の歴史

7世紀ごろに中国から日本に紙と墨の作り方が伝わりました。この頃に中国では木版を使った印刷が始まったとされています。この頃に印刷されたものは現存せず、世界最古の印刷物は日本にあるそうです。
時は過ぎ江戸時代、出版物はそのほとんどが木版印刷で作られました。文字通り木の板に文字や絵などを掘り出して、墨をのせて紙を押し当てて印刷するという方法です。(版画などそうですね)
江戸という都市は世界1の人口を持つ大都市といわれています。そして諸外国に比較にならないほど、識字率が高かったといわれていて、当時の日本の識字率は50%ほどといわれ、人口が集中している江戸に暮らす人々は8割ほどの人が文字の読み書きができたのではないかと考えられています。
江戸という町には1000を超える寺子屋があったといわれていて、大都市ほど教育が重要視されていたようです。裕福でもない家の子供でも手習いへ行かない子供は男女ともほとんどいなかったといいいます。
そんな大都市では出版物は必要なものだったと思われます。
この時代の本はとても高価なものでしたが、庶民は貸本屋さんを利用していました。娯楽のための本がありました。読み物はもちろん、
今でいうファッション紙やグルメ本、旅行ガイドブックのようなものもあったそうです。
多種多様な多くの本が売り出されていたそうです。

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