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日本の近代の暦(カレンダー)その1

9月の連休も終わりだんだん秋が深まっていきます。
この季節はカレンダー作製の真っ最中の時期でもあります。そこで日本のカレンダーについて少し調べてみました。

昔、日本は古代中国から伝わった暦(こよみ)をつかっていました。
旧暦は日本でも、かなり古い時代から使われていてはっきりした資料がのこってないそうです。基本は月の満ち欠けをひと月とする太陰暦。新月がその月の1日で、満月が十五日に当たるようになっています。
ただ、月の満ち欠けの周期は29日。ということで、実際の季節の変化とはズレが生じてきます。
そのズレが農作業をする上で、不便になってきます。そこで太陽の一回帰年を24等分した「二十四節気(せっき)」と呼ばれる季節の区分が加えられ、さらには、「雑節(ざっせつ)」という区分も取り入れられました。つまり旧暦とは、太陰暦を基本に、太陽暦の要素も取り入れた太陽太陰暦です。
いつごろから始まったのかはわかりませんが、昔のカレンダーには今で言う占も一緒に乗っていたそうで、不吉なことが書かれた日には人が出歩かなかったりしたそうです。
新暦と旧暦との違いは、月の満ち欠けをひと月とする太陰暦なのに対して、新暦とは、太陽の公転に基づく太陽暦(グレゴリオ暦)のことで、現在使われているのは、この新暦です。旧暦は、明治5年に改暦されて、翌年から世界共通の暦法である新暦が施行されました。
何故急に改正されることになったのかはまた別の機会に。

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