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年賀状の歴史

日本の年賀状の歴史は古く、奈良時代までさかのぼるそうです。
当時は字が書ける貴族の風習であったものですが、江戸時代には武士の間で盛んになり、寺子屋ではお手本として年賀の挨拶が使われたそうです。
江戸末期には版画などの木彫りの縁起ものと文章が印刷されたものも販売されたそうです。
今とかわりませんね。
明治になり今に続く近代郵便制度が整備され官製はがき(郵便はがき)が発行されると、
各家を回って新年の挨拶の風習が簡略化され年賀状が一部で盛んになっていったそうです。
縁起ものの十二支が登場するのは明治からだそうです。
明治のころですから官製はがきのような小さなサイズは、民間の印刷で色の着いた印刷などはほぼできません。大きな紙に印刷し型押しなどで加工し、小さく整えられた美しい私製はがきが販売されたそうです。
小さい紙にカラー印刷出来ないのは、数十年前まで明治のころとあまり変わらなかったのですね。
そう考えると印刷は劇的な進化を遂げていますね。
年賀状は日本独特の文化だと思われがちですが、ヨーロッパでも19世紀末にクリスマスカードと共に年賀カードを交換することがあったそうです。これはあまり定着せず、クリスマスカートと兼ねることが多くなり消滅してしまったようです。
お年玉付き年賀ハガキが販売されるようになったのは、第二次世界大戦後だそうです。まだ、100年たっていないんですね。
今年発売の平成28年の年賀状は1等の賞金が増額されたそうです。
楽しみも増えますし、早めに用意してみてはいかがでしょうか。

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