文字の可変印刷物を作成してみよう
2015年7月28日
文字を使用した可変印刷には、様々な用途がありますが良くご注文をいただくのは、「賞状印刷」と「宛名印刷」があります。
賞状印刷の場合は、「賞の名称」や「氏名」、「日付」などが可変項目として挙げられます。
その他、賞の種類によって文中の文言の変更も発生する場合があります。
文字の可変の場合は「ひらがな」「カタカナ」「漢字」「英語表記」など自由に設定が可能です。
また、横書き、縦書きも自由に選んでいただけます。
しかし、「ひらがな」と「漢字」に関しては横書き、縦書きでの問題はありませんが、「カタカナ」や「英語表記」表記の場合は若干注意が必要です。
「カタカナ」の場合は全角であれば問題ありませんが、半角カタカナを使用した場合の縦書きですと文字が横向きで表示されてしまいます。これはシステムに組み込む際の設定で解消することができますが、全角と半角が両方使われていたりする場合は見栄えがあまりよくありませし、件数が多くなれば見落としてしまいミスが起こりやすくなりますので、できれば全角で統一するほうが安全です。
「英語表記」の場合は、基本的には横書きをお奨めいたしますが、どうしても縦書きで使用したい場面があるかと思います。縦書きにしても通常は問題ありませんが、こちらも設定の仕方によっては文字が横向きに表示されたりしますので、確認が必要です。
また、ピリオドやアンダーバー、スラッシュなどの記号を使用する場合は、横書きでは正しい位置に表示されていても、縦書きにした場合に思わぬ位置に表示されてしまう場合もありますので注意が必要です。
いずれにしても、エクセル上は横書きなので縦書きにして印刷を行う場合は思わぬ表示や体裁の崩れが起きる場合がありますので、しっかりと確認を行いましょう。