オンデマンドおまかせスタッフブログ

イラストレータの図形や文字をインデザインで使ってみる。

インデザインで、イラストレータで作ったものを配置して写真と同じような扱いで使用したことはあるかと思います。
イラストレータのデーターはそのまま使用することができます。
アウトラインをとっていない文字は体裁が崩れたり、勝手に図形扱いになることもありますがあらかた使えます。
イラストレータ上に図形はイラストレータ上でコピーしてインデザインを開いてペーストすると、イラストレータ上のパスのようにインデザインに配置することができます。配置と何が違うかというとそのままパスを変形させたり一部の色を変えたりすることができるということです。画像扱いですと一部分だけ画像を変更したいときは、オリジナルのソフトで修正しなければなりません。
更新の作業も忘れず行わなければなりません。この手間が省けます。
また前回と同じにしたいけれど、イラストレータでは作業しづらいそんなときはインデザインに貼って作り替えてしまいましょう。全てを作り変えれば次回作業しやすくなるのは間違いないですが、時間がない場合は、変更する部分だけ変えてしまいましょう。
 時間ができたらゆっくり組み直して次回にそなえましょう。
但し、このパスを多様しすぎるとデータが重くなってしまいますので、多様すすぎないようにしましょう。

用紙の種類について

市場に出回ってる用紙の種類は、用途により様々な種類があり、数えきれないほどの用紙が市場に出回っておりますが、大きく紙を分類すると「洋紙」・「板紙」・「和紙」に分類されます。
用途としては「新聞巻取紙」「印刷・情報用紙」「包装用紙」「衛星用紙」「雑種紙」の5項目に分類されています。

「オンデマンドおまかせ.com」で扱う用紙は主に「印刷・情報用紙」(一部「紙容器板紙」)となっており、下記表にまとめてみました。

分類1 分類2 分類3 用紙名 使用している主な商品項目
印刷・情報用紙 非塗工印刷用紙 上級印刷紙 上質紙 無線綴じ冊子等
塗工印刷用紙 アート紙 アートポスト紙 はがきサイズ印刷・ポケットホルダー他
マットコート紙 会社案内・チラシフライヤー他
コート紙 コート紙 チラシ・フライヤー・チケット他
その他塗工印刷用紙 キャストコート紙 エスプリコートFP 名刺
特殊印刷用紙 色上質紙 色上質紙 見積書表紙
ファンシーペーパー   特殊紙名刺・カード
紙容器板紙 白板紙 マニラボール 高級白板紙 紙うちわ・オリジナル紙メガホン

非塗工紙は、コピー紙のような感じの表面がコーティングされていない用紙で塗工紙は表面がコーティングされており、印刷のインキのノリが良くなる傾向にあります。
キャストコートは、表面が超光沢、ファンシーペーパーは、表面にテクスチャー(凹凸)や装飾された特殊紙全般を指します。

「オンデマンドおまかせ.com」で使用している用紙は、サンプル請求からお申込み頂ければ、無料で配布しております。
また、ホームページ上に記載の無い用紙をご希望でも、お問い合わせ頂ければご対応可能な場合もございますので、ぜひ一度お問い合わせ頂ければと思っております。

 

文字の可変印刷物を作成してみよう

文字を使用した可変印刷には、様々な用途がありますが良くご注文をいただくのは、「賞状印刷」と「宛名印刷」があります。

賞状印刷の場合は、「賞の名称」や「氏名」、「日付」などが可変項目として挙げられます。

その他、賞の種類によって文中の文言の変更も発生する場合があります。

文字の可変の場合は「ひらがな」「カタカナ」「漢字」「英語表記」など自由に設定が可能です。

また、横書き、縦書きも自由に選んでいただけます。

しかし、「ひらがな」と「漢字」に関しては横書き、縦書きでの問題はありませんが、「カタカナ」や「英語表記」表記の場合は若干注意が必要です。

「カタカナ」の場合は全角であれば問題ありませんが、半角カタカナを使用した場合の縦書きですと文字が横向きで表示されてしまいます。これはシステムに組み込む際の設定で解消することができますが、全角と半角が両方使われていたりする場合は見栄えがあまりよくありませし、件数が多くなれば見落としてしまいミスが起こりやすくなりますので、できれば全角で統一するほうが安全です。

「英語表記」の場合は、基本的には横書きをお奨めいたしますが、どうしても縦書きで使用したい場面があるかと思います。縦書きにしても通常は問題ありませんが、こちらも設定の仕方によっては文字が横向きに表示されたりしますので、確認が必要です。
また、ピリオドやアンダーバー、スラッシュなどの記号を使用する場合は、横書きでは正しい位置に表示されていても、縦書きにした場合に思わぬ位置に表示されてしまう場合もありますので注意が必要です。

いずれにしても、エクセル上は横書きなので縦書きにして印刷を行う場合は思わぬ表示や体裁の崩れが起きる場合がありますので、しっかりと確認を行いましょう。

画像の色調補正をする時に気をつける点

画像の色補正といっても色々ありますが、ライト側とシャドー側の点付き。
だいたいですが、ライト側5%~シャドー側95%前後なるようにして
中間域は50%を起点に50%以上であれば画像濃度が高くなり濃いめ(暗めの状態)になります。
逆に50%以下であれば、画像濃度が低くなり浅め(明るめの状態)になります。
もし、画像全体に色かぶりがある場合は、そのかぶり色の濃度を下げて行きます。
ここまでは、フォトショップのトーンカーブで修正を行います。
修正画像で、特に強調したい部分の色味等は、特定色で個別に色を補正して行きます。
ここで、気をつけたい点としては、ライト側はキャッチライトでない限りは、2~3%ぐらいは点が入るようにする(画像表現にもよる)。
シャドー側は、どこまで諧調を表現するかで適正値は若干変わるかもしれません。
ただし、95%よりも低めにしてしまうと画像全体が浅くなり締まりのない画像になってしまうので注意が必要です。
後、画像全体が青っぽくならないように注意します。
人物が写っている画像は特に、顔や肌の色味に注意しながら修正をして行きます。
肌については、赤や黄色等が強調しすぎないように補正をして行きます。後、くすまないようにします。
料理関係等の画像は、あまり青っぽくならないように注意するのと、コントラスト感をだしてメリハリを出すようにして行きます。
後は、シャープネスを少し強めにかけてシズル感を強調するようにして行きます。
今回は、修正が多い人物や料理等に限定しましたが、他の画像補正についても基本的な補正部分は変わらないと思います。

紙うちわ

一部の地域を除き、梅雨明けして暑い日が続きいよいよ夏本番と言った感じになってきています。

連日暑い日が続いている中、オンデマンドおまかせサイトのご注文内容を見ると紙うちわの注文が増えております。

特に7月~8月は夏のイベント(花火大会や夏祭りなど)に合わせてのご注文が多く、9月~10月は企業の展示会や学校の文化祭頃まで注文が続きます。

特にこの時期は、オリジナルのキャラクターの紙うちわや夏祭り用の紙うちわが多いようです。

ご注文の中には面白い使い方があります。指の入れる穴の部分を抜かない(穴なし:穴の部分に切取り線が入っている)で残して抽選権や割引チケット、プレゼントの引換券などに利用する場合事もあるようです。

また、紙うちわの形のままで郵便のDMとしてお使い頂き、暑中見舞いなどにご利用頂く事もあります。※郵便の場合は定型外規格扱いとなります。

無地(白地)のままでご注文頂き、お絵かき用(自由に絵を書いたりする)としてご利用頂くケースもあります。無地は、主に保育園や幼稚園と言った所でのご利用が主です。

紙うちわの主なご利用方法を書きましたが、アイデア一つでさまざまの利用方法があると思います。この夏アイデアを駆使した紙うちわを作ってはいかがでしょうか。

オンデマンドおまかせ「オリジナル紙うちわ」

http://www.ondemandinsatsu.com/items/uchiwa/index.html

テキストBOXの連結

インデザインでの文字ボックスの連結について、あらかじめページを作る際にテキストボックスを作ってしまう便利な方法もありますが、まだ何ページになるのかわからなかったrわからなかったりわからなかったり、1Pのみしかないものには手作業でつなげることができます。
テキストボックスを新たに作っておきます。テキストボックスフレ―ムの最後の方に、+印の小さな箱(アウトポート)をクリックします。そして新しいボックスの始まり(インポート)をクリックすれば連結されます。これをくりかえせばいくつでも文字がつながれていきます。
テキストツールでドラックしてもできます。(後で調整が必要です)
異なるフレームグリッドを連結すると連結先のグリットは連結元の設定にあわせて再定義されます。
片方の設定を変更しても全部変わりますのでご注意を。

用紙の厚さについて

「オンデマンドおまかせ.com」でもご注文を頂く際に用紙の厚さを選択頂いておりますが、上質90K・上質110K・上質135Kなど、数値が高いほど厚い用紙となります。

でも実はこの値は重さを表す単位となっているってご存知でしたか?

「オンデマンドおまかせ.com」で記載している重さの単位は、四六全判サイズ(1091mm×788mm)が1000枚の場合の重さとなります。
つまり上質90Kであれば、1091mm×788mmのサイズ1000枚の重さが90Kgとなります。

四六判の他にも菊判・A判・B判などがあり、例えば菊判62.5Kの用紙は、原紙の大きさ939mm×636mmが1000枚時の重さが62.5Kgとなります。

同じ上質紙で言えば、四六判90kgと菊判62.5kgは、どちらも同じサイズに裁断した場合は、同じ重さとなり、もちろん厚さも同じとなります。

印刷業界では、通常四六判を基準とて紙の厚さ(重さを)を表記することが多い為、「オンデマンドおまかせ.com」でも四六判の重さで表記しております。

お客様の中にも自分が持っている用紙のサンプル帳を見ながらご注文頂く場合がございますが、ぜひこの原紙サイズの重さの違いを知っていただければ、よりスムーズにお取引が進むかと思います。

ナンバリングのある印刷物を作成してみよう その4

今回も、エクセルデータの作成方法についてです。

前回に続き、エクセルデータを作成するときに気を付けなければいけないことを紹介します。

ナンバリングを行う際にA列とB列の数値を足したものや合わせたものをC列に表示させて、C列に表示された数値をナンバリングとして使用したい場合などがあるかと思います。

例えば、DMなどを発送する場合にお客様それぞれのDM用の顧客番号を作成するために、A列の「店舗番号123」とB列の「お客様番号456789」を併せC列に「DM用の顧客番号123456789」を作成した場合ですが、おそらく「&」を使い「=A1&B1」もしくは関数の「CONCATENATE」を使用して作成することになると思います。

表示上はA列とB列の数値を併せた数値が作成され表示されますが、そのままシステムに取り込みナンバリングを行うとエラーが起きてしまいます。関数などを使用し表示された数値は正式な数値とは認識されず、表示できない、もしくはエラーになりきちんとナンバリングが行えなくなります。前回の、表示されているのに無視される頭の「0」と近い感覚です。

この現象を防ぐには、「式や関数で表示された列」をコピーし形式を値にして別の列へ貼り付けを行うことで、解消できます。

手順:「式や関数で表示された列を全選択」→「コピー」→「ペーストするための列を選択」→「右クリック」→「形式を選択して貼り付け」→「値を選択」

前回同様に式や関数を使用した箇所のある場合は、印刷担当者に伝えて確認を行ってもらうとよいと思います。

モニタのカラーマネージメントについて

そもそも、カラーをマネジメントするとはどうのような事なのか。
異なる機器間で同じ色を扱う為に環境を整備することですが、それは、どのような事なのか。
異なる機器間とは、モニタであったり、デジタルカメラであったり、プリンターであったりします。
このモニタ、カメラ、プリンター等の色味が全て合うように環境を整備する事がカラーマネージメントをすると言う事になります。
このモニタ、カメラ、プリンターの全ての色味が合う為に必要になってくるのが、ICCプロファィルと呼ばれるものです。
ICCプロファィルとは何か。と言うと、各デバイス機器の色がどのような色であるかを明確に示す証明書みたいなものです。
今回は、モニタのICCプロファィルの作り方について説明をして行きます。
一番最初に、モニタのキャリブレーションをとります。これで、モニタ自身の調整が終わります。
モニタのキャリブレーションとは、モニタの白と黒の限界値調整、色温度、RGBのガンマ値や、グレーバランス等々の情報になります。
このモニタのキャリブレーションがICCプロファィルとして活用出来ます。
次に、フォトショップを立ち上げて、編集からカラー設定を開いて、作業用スペースのRGBの設定を、
先ほどとったモニタのキャリブレーションのICCプロファィルを読み込んで設定します。
これで、モニタ用のプロファィル設定が完了になります。
例えば、デジタルカメラで撮影されたRGB画像(AdobeRGBのプロファィル)がついている画像をモニタ用のプロファィルが設定されてあるフォトショップで開くとどうなるか。
埋め込まれているプロファィルの不一致のアラートが表示され処理方法が選べます。
1.作業用スペースの代わりに埋め込みプロファィルを使用。
2.ドキュメントのカラーを作業スペースに変換
3.埋め込まれたプロファィルを破棄(カラーマネジメントをしない)の3種類から選べます。

デジタルデータにプロファィルが埋め込まれた画像をフォトショップで開く時は、1番になります。
3番は、基本的にしません。もし埋め込まれたプロファィルを破棄した場合は、最初に画像データに付帯されていたカラー情報を破棄する事になるので
カラー情報については全く別ものになってしまいます。
2番のドキュメントのカラーを作業スペースに変換を選択して画像を変換してしまうと、RGB画像の数値が作業スペース値変更されてしまうので注意が必要です。
モニタのカラーマネージメントプロファィル変換は、解りにくい部分もありますが、画像を変換する際には必ず必要な作業になりますのでしっかり覚えておく事が必要です。

型抜き

先日印刷機材の展示会に行き、レーザーカッター及びカッティングプロッターの型抜き機を見ました。

通常当社で型抜き依頼を受けて作業を行う場合「トムソン加工」と呼ばれる方法で型抜きを行っていきます。

木型と呼ばれる抜型をつくり、木型を機械にセットし紙を打ち抜いて行きます。※木型とは、ベニヤの合板をレーザーなどでカットして、切り歯を埋め込んだもので抜きたい形に刃を並べる

木型を作成する為の費用と時間がかかる為、形の違う物を何種類も作成するとかなりの費用がかかる事になります。各種類とも数量が多ければ問題ないのですが、オンデマンド印刷の様に小ロットの場合は、かなり割高になってしまいます。

そんなオンデマンド印刷に適した型抜きがレーザーカッターやプロッターになります。

レーザーカッターは、文字通りレーザーで焼切る事で形を作っていきます。今までの打ち抜きによる加工では出来なかった非常に細かな切抜き加工が出来るのが特徴です。また、木材やプラスチックなど様々な物をカットできます。

カッティングプロッターは、ペン型の刃が動き任意の形に切っていく機械です。

この様な機械を利用することで今まで小ロットで型抜き加工に手が出なかったお客様へ、さまざまなサービスがご提供できる様になると思っておりますので、今後いろいろ調べて行きたいと思います。

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