文字組 ○文字取り
2015年6月18日
「組版」まさしく版を組む作業になります。
なんだか硬そうなイメージですが、ワープロソフトなどで自動でしてくれますが、ここは自動ではなく手動ので文章をきれいにせるための方法です。簡単な方法ですので用語参考になればと思います。
「つめ打ち」と言われる作業があります。指定された範囲内にそれぞれ違う文字数の物を行頭と行末で揃えると作業です。
いいろいろなワープロそソフトにも端揃えという便利な機能がありますが、自動で行う分、それぞればらばらな文字の空きになってしまいます。「つめ打ち」をがあることを知っているだけでだいぶキレイに見せることができます。
名簿などでよく使う7文字どりを例にします。
4文字で名字と名前が構成されている場合が多いのと、6文字取りにも対応できる一般的な組み方です。
やり方は簡単。文字と文字の間にスペースを入れて調整します。
鈴木一郎 →鈴 木 一 郎
小泉今日子→小 泉 今日子
北野武 →北 野 武
王貞治 →王 貞 治
6文字以上の場合が無い場合は、5文字取りを使う場合もあります。
鈴木一郎 →鈴木 一郎
小泉今日子→小泉今日子
北野武 →北野 武
王貞治 →王 貞治
場合によっては、10文字の中に7文字取り、10文字の中に5文字取り、など出てきます。その場合は文字の大きさを数値化してカーニング(文字の文字あき)で揃える方法もあります。このカーニングの方法はまたの機会に。