2015年5月30日
当サイト「オンデマンドおまかせ」ではたくさんの商品を取り扱っておりますが、商品中で一番ご注文がありますのが、名刺印刷になります。 今回は名刺について少しだけお話します。
名刺のサイズですが、国や地域によっても少し違ってきます。 日本で、もっとも使用されているサイズは、4号と呼ばれるもので91mm×55mmのサイズになります。その他には、女性が好む少し小さな2号(82×45mm)、3号(85×49mm)など他にもたくさんあります。当サイトでは、4号呼ばれる91mm×55mmをメインに扱っております。
名刺のタイプについてですが以下のようなタイプになります。
●縦型にして文字を縦書きした名刺・・・・昔からある一般的なタイプで落ち着いた感じをうけます。
●縦型にして文字を横書きした名刺・・・・情報を多く入れられタイプ(写真や地図など)
●横型にして文字を縦書きした名刺・・・・デザインが難しいがうまくいくと個性的でおしゃれなタイプ
●横型にして文字を横書きした名刺・・・・様々なデザインが可能でイラストやロゴなど入れやすいタイプ(最近は一番多いタイプ)
名刺の用紙 名刺の用紙については、本当にたくさんありますので今回は一般的でご注文の多い用紙を数種類紹介します。
アートポスト紙 厚い紙で、表裏両方同じように表面加工してあり、表面が滑らかで、強い光沢のある紙です。印刷に適しており、写真をよりキレイに見せることができる高級紙です。
マットポスト紙 厚い紙で、表面はしっとりとしていて光沢がありません。高級感のある落ち着いた雰囲気の効果が得られます。
上質紙 表面、裏面とも表面加工されていない、ざらざらした光沢のない用紙です。印刷用紙中で最も汎用性に富み、筆記性にとても優れています。
簡単な紹介ですが名刺作成時のご参考になれば幸いです。
当サイト「オンデマンドおまかせ」での名刺のご注文は以下のアドレスになります。
http://www.ondemandinsatsu.com/items/ondemand_card_list/index.html
2015年5月29日
お客様のデータを預かり修正することがあるのですが、たまにあるのが「印刷してびっくり! PCと同じ色じゃない!!」というもの。
画面と紙では色の表現方法が違うのでおこるトラブルです。
印刷をする際色の指定色はCMYKのプロセスカラーをついます。トラブルになるのが「R G B」の色でデータを作ったもの。
PCの画面、テレビもそうですが、RGBで表現しています。このRGBは色の再現の領域がかなり広い。透明や輝いているものも繊細に表現できます。
これらは光の3原色を仕様しているためです。光の三原色は「R(赤)G(緑)B(青)の事です。この3色を混ぜ合わせれば混ぜ合わせるほど色が明るくなり最終的には人間の目には見えない色になり白に見えるというもの。これを加減法といいます。
一方、印刷は紙にインクをのせて見ているものです。インクの色の再現の領域が狭いのです。これは色料の三原色「C(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)」です。これらは混ぜれば混ぜるほど暗くなっていきます。これを減法混色といいます。混ぜると黒に近い濃いグレーになるので、印刷では「K(ブラック)」を足してCMYKのプロセスカラーとして表現しています。
プロセスカラーでは透明は表現できませんし輝かせることもまず無理です。
顕著に現れるのが青色。画面では奇麗な水色なのに印刷してみたら濁っている。
これは、画面上のR G Bでは青の表現領域が広いためキレイに繊細にみえますが、インクになると再現ができません。
色のちがい違いを防ぐためにものはCMYKでつくることをおすすめします。
2015年5月27日
6月1日は暑中見舞い用はがきの「かもめ~る」の発売日です。
皆さん暑中見舞いはがきは毎年送っていますか?
年賀状は送るけど、暑中見舞いは送っていないという方も多いのではないでしょうか?
最近では、個人間で送る習慣が少なくなってきたと感じていますが、企業様では取引先に送ったり、お客様にDM代わりに送ったりと、毎年この時期になると暑中見舞い印刷の問い合わせが弊社にもよく寄せられます。
ちょっと気になり暑中見舞いの起源を調べてみました。
遡ること江戸時代、かつて一年を二期と考えられてた頃、期の始りの正月と盆に、相手を気遣い贈答品を持ち挨拶してまわる習慣がありましたが、遠方で挨拶に行けない方には、飛脚便等で書状を送っていたことが起源のようです。いつしか年賀状や暑中見舞いとして形を変え、暑中見舞いが習慣として定着したのが大正時代との事です。
昭和25年6月15日に初めて暑中見舞い専用のはがきが発行されたことが由来で、6月15日が「暑中見舞いはがきの日」となっています。
くじ付きになったのが昭和61年6月16日からで、愛称が、夏をイメージさせる「かもめ」と「メール」が語源の「かもめ~る」となったようです。ちなみに「かもめーる」ではなく「かもめ~る」が正式名称です。
興味を持って調べてみると、なかなか面白いものですね!
相手を気遣って出す「暑中見舞い」は日本独特の文化でもあります。絶やさない為にも、ぜひ皆さんも暑中見舞いを出してみませんか?
オンデマンドおまかせ.comでも、「かもめ~る」を使用した「暑中見舞いはがき印刷」を受け付けております。
少枚数からのご注文も可能ですので、個人の方からのご注文もお待ちしております。

2015年5月26日
みなさんはじめまして。
先週から掲載が始まったこのブログですが、オンデマンドおまかせのスタッフブログということで火曜日担当の私の回では、小ロット、多品種を得意とするオンデマンド印刷ならではの販促物などにぴったりな可変印刷について、そのテクニックや機能、用途、実際に制作した見本などを紹介していきたいと思います。
宛名印刷やナンバリングを得意とし、オンデマンド印刷と組み合わせることで、少部数のチケットやクーポン券、販促用DM、年賀状など様々な用途がある可変印刷。また、通常の可変印刷に加え、掲載画像自体の差し替えや画像内の文字などをお客様ごとに差し替えることができるイメージバリアブル印刷は、より受け取る側に特別な印象を与えることができます。
少しずつではありますが、皆様のお役にたてる情報を提供していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
私自身もこのブログを書くなかで、新しいアイディアや技術などの発見を目標にしていきたいと思います。
2015年5月25日
フォトショップは、どのような用途で使われているのでしょうか。
大きく分けると主に、1.画像のデータコンバート(データを他のデータ形式に変換)、
2.画像の色処理、
3.切り抜き、
4.クリエイティブな作品を創るとき等、4つぐらいに振り分けられるのではないかと私は勝手に思っています。
1.画像のデータコンバートについては、RGB画像をCMYK画像に変換したり、もしくはグレースケール画像に変換したり、
画像形式を画像の用途に合わせてtiff形式やeps形式、もしくはjpeg形式に変換したりします。
2.画像の色処理については、データの色かぶりを直したり(赤茶色した古びた写真や黄色ぽっく色褪せた写真等)、特定の色を際立たせたり、画像コンテンツに合わせて色を創ったりします。
3.切り抜きについては、ペンツールを利用してパスを作成したり、ペンツールでの切り抜きが難しい場合には、マスク処理や色の変化を使って切り抜きをしたりします。
4.クリエィティブについては、合成処理や画像を消したり付け加えたりします。
フォトショップは、主に大きく4つの用途があり、それぞれに細かな作業が出来るようにツールがたくさんあります。
次回はツールがたくさんある中で知っておくと便利!というものを乗せて行きたいと思っております。
2015年5月22日
本日からオンデマンドおまかせスタッフによるブログを開始いたします。
各曜日担当のスタッフが各自の担当分野の話や印刷に関する情報、日常の出来事など更新していきますのでよろしくお願いいたします。
今回は印刷のご依頼でよくあるケースのトラブルのお話です。
先日の事ですが印刷のご注文を頂いたお客様が作成されましたデータでマイクロソフトのワードで作成されたデータをお送りいただくことがありました。作成されて内容を見ますと本当によく作成されており本当に凄いと感心させられました。
しかしちょっとした問題がありました。作成されたデータを確認したところ、文字が仕上がりギリギリまで入っていました。データでの見た目だけであれば問題ないのですが、当社で印刷を行う場合、綺麗に仕上げる為大きめの紙に印刷おこない仕上がりサイズに断裁する工程があります。この工程で断裁の際、かなりの量をまとめて断裁しますので断裁時に多少ずれが生じてしまします。
通常は全体的に少しだけ拡大を行い断裁時に多少ズレても問題ないように対応していますが、このケースの場合は拡大すると文字が確実に切れてしまう為、お客様に修正してもらい再度お送りいただきました。
ワードなどのオフィス系もので作成されたデータのトラブルで多いのがこのようなケースとなっております。オフィス系で作成される場合は、文字の位置を仕上がりギリギリに入れないで多少内側に配置いたしますとトラブルが少なくデータとなります。