フォトショップでの切り抜き
2016年7月4日
フォトショップで切り抜きをする方法はいくつかあります。
1.ペンツールを使った切り抜き。
2.境界線を調整して切り抜きを完成させる方法。
3.クリッピングマスクと境界線を調整の2種類を使った切り抜き。
1番目の ペンツールを使った切り抜きについてツールパネルのペンツールを選択すると切り抜きをする事が出来ます。カンバス内でクリックをする事によってアンカーポイントが追加されていきます。
点と点が直線で繋がれたこの各点をアンカーポイントと言い、各点の間の線をパスと言います。
次は、アンカーポイントとハンドルを使用して作るベジェ曲線について。
曲線を操作する時に使う部分をハンドルと言います。オプションキーを押しながら
ハンドルを自由に操作する事が出来ます。(アンカーポイントの切り替え)パスを作成した状態でマウスの右をクリックするとメニュー表示が出てきます。
次は、ツールパネルのフリーフォームペンツールについて写真内にあるオブジェクトを切り抜いたりします。
フリーフォームペンツールを選択した時にオプション項目のマグネットにチェックを入れます。次にパスを作成したいオブジェクトの一部分をクリックしてそのまポインタを動かすと自動的にパスが作成されます。(この場合パスを作成するオブジェクトは)はっきりしている物がいいと思います。
2番目の境界線を調整して切り抜きを完成させる方法について
これは、境界線を調整する事で自然な仕上がりになるような切り抜きにする事です。
特に、犬や猫等の動物の毛を中心とした画像や、毛皮のコート等の衣類等が対象です。
猫をサンプルに境界線を調整して切り抜きをします。
1.猫の画像を開いて、選択範囲をとります。もしくは、猫の画像の若干内側を切り抜きます。
2.選択ツールやなげなわツールを選択すると、境界線を調整が表示されますのでそれを選択します。
上の図は、境界線を調整を選択して猫のバックをマスクしている状態になります。
右側の境界線を調整のダイアログ表示について
表示モードについては、表示されているマスクの種類を選べます。
次に、エッジの検出については、画像を切り抜いた境界線のエッジ部分を柔らかく調整するかもしくはしないかの半径のスライダー表記になります。ピクセル数値が大きくなれば柔らかな表現になります。
エッジを調整する項目で、滑らかに、ぼかし、コントラスト、エッジをシフトの4種類の項目がありますが、境界線のエッジの部分と絵柄を確認しながら調整をして行きます。 絵柄の調整が出来たら出力になります。ここでは、新規レイヤーやマスクあり、新規ドキュメント等、保存形式があります作業形態で保存形式を選べます。
新規レイヤー(レイヤーマスクあり)で保存したのが上の図になります。
選択範囲の絵柄の部分をアルファチャンネルとして保存されます。
3番目はクリッピングマスクと境界線を調整の2種類を使った切り抜きについてです。
クリッピングマスクと境界線を調整の2種類を使った切り抜きは、人物等(特に女性の全体像)の切り抜きの場合は、髪の毛ある頭の部分と頭から下の体の部分に分けて切り抜きをする方法になります。
髪の毛ある頭の部分は2番目に説明した境界線の調整を使って切り抜きをして置き次に
体の部分はペンツールを使って切り抜きを進めて最後に統合する方法です。
画像を開いて、レイヤーを複製します。髪の毛の部分を境界線の調整を使って髪の毛の部分のマスクを作っておきます。次に複製したレイヤーを表示して体の部分をペンツールで切り抜きをしたパスを選択して切り抜きした意外の部分をデリートして透明にします。次は、髪の毛の部分を最初に切っておいたレイヤーを表示にすれば女性の全体像が表れるので後はその画像をPSD形式で保存します。