本の名称
2013年7月6日
文章を作成して印刷をする時に、その本に見出しやケージ数の表示が必要となります。
ページを作る際に用紙の上下左右に対しても名称があります。
1】天・地・小口(てん・ち・こぐち)
製本用語では背に対する三方の切り口をさします。天は用紙面と版面の上の余白をさします。地は天と反対の下の部分。
小口は左右の外側にあたる部分をさします。
2)のど
とじ口にあたる部分をのどといいます。
のどの広さは辞書のようにページの多い厚くなるものとパンフレットのようなものでは広さが変わってきます。一杯にひらける書物ならのどの広さは狭くても読めすが、表紙ごとに綴られた書物(辞書のように厚いもの)はのどを広くとらないと読めなくなります。のどは行程を考えて決定しましょう。
3)ノンブル
ノンブルとはページのことです。フランス語より転じたものです。縦組横組とも洋数字を用いています。
ノンブルの位置は天の小口より、地の中央とありますが、いずれも本文との空きはサイズ半角以上あけて本文と区別をつけます。
特に規定はありませんが、一度決めたノンブルの位置は絶対に狂わせてはならないものです。現在は自動ノンブルが主流で何人で手分けをして作業を行ってもずれたりすることはありませんが、以前は手作業であったためずれ防止に目印等が必要でした。
4)柱
ノンブルから本文サイズの全角あるいは半角空くか、本サイズより2ポイントくらい小さいサイズで、そのページがどの題名もものかわかりやすくする見出しで、奇数ページに入る。偶数のページには大見出しに担当する編、章を入れるがほとんど奇数のみとなっている。
本とのバランスを考えて文字組をします。