2.用紙のサイズ
2013年7月22日
現在、一般的に使用されている用紙のサイズはA判サイズとB判サイズです。
家庭用プリンターなどで主に用いられるA4、A3などのA判サイズはA列と呼ばれ、ドイツから持ち込まれた国際規格サイズです。
A列はA1( 594×841 )を基準として、長辺を半分にするとA2( 420×594 )となり、さらに半分にするとA3( 297×420 )というように、サイズが定められています。
一方、大学ノートなどに使われるB5、B4などのB伴サイズはB列と呼ばれ、日本や台湾など限られた地域でしか使用されていない、ローカルな規格サイズといわれています。
こちらも、B1( 728×1030 ) を基準として、長辺を半分にするとB2( 515×728 )となり、さらに半分にするとB3( 364×515 )というように、サイズが定められています。
上記の様にそれぞれの印刷物に適したサイズを知っておくと、印刷物を作るときに参考になるかと思います。また、A4より少し大きく、少し小さくのように変形サイズで印刷物を作るより、定型サイズで作るほうが紙取りの無駄が省けるため、安価になる場合もあります。尚、A1をA全(エーゼン)、B1をB全(ビーゼン)と呼ぶこともあります。
次回は用紙の厚さについて・・・