7.洋紙と和紙
2013年8月26日
7.洋紙と和紙
今回は「洋紙」と「和紙」について、説明させていただきます。
洋紙は明治時代(1860年代)に欧米より製造方法が伝わった紙を表します。
一方、和紙は日本の伝統的な製造方法を用いて作られる紙のことです。
洋紙と和紙の違いは下記に並べたようにいくつかあります。
さらに、和紙は長期保存に適していますが、その理由として、繊維が長くて太く丈夫であること、紙を酸化させる薬品を使用していないことが上げられます。また、古いものが現在まで残っているという実績もあります。
しかし、現在では上記のような和紙の生産量は減っていて、風合いのみ和紙風な紙が多く流通しています。
洋紙と和紙それぞれに、長所と短所がありますが、大量に印刷するチラシなどには洋紙、手書きの手紙や小部数の名刺などには和紙というように、それぞれの紙の特徴や、与える印象などを活かせる使用方法を考えて選択していただければと思います。
次回はアートポストについて・・・。