48.箔押し加工について
2014年6月9日
48.箔押し加工について
今回は箔押し加工について紹介します。
箔押し加工は用紙に絵柄や文字などを金箔や銀箔を転写して表現する加工です。
通常の印刷とは違い箔押し加工された箇所は光を反射し輝くので高級感やプレミア感を演出することができます。
名刺のワンポイントに会社のロゴやキャッチコピーなどを入れたり、アルバムや写真集のタイトルに使用したり、賞状や証書の飾り罫等に良く使用されるなど使用方法は様々です。
箔の種類も金や銀以外に赤や青、ピンクなど様々あるので、印刷物などに合わせて選べるのも魅力の一つです。
しかし、絵柄や文字があまりにも細かいものや線幅が細すぎるものなどは、表現しきれず潰れたように箔が押されてしまう場合があります。
また用紙の種類によっても箔が着きにくいものがあり、凹凸のある用紙ですと所々剥がれたように転写される場合があるようです。着きが悪いことをあえて利用し味を出す場合もあるようですが、用紙や絵柄など十分に注意し、実際に相談してみるのが得策かと思います。
次回は圧着加工について・・・。