印刷用紙について

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35.冊子印刷には、この用紙

35.冊子印刷には、この用紙  

 

今回は冊子印刷におすすめの用紙をご紹介します。

 

冊子と一言に言っても、種類や用途は様々あると思います。

論文集や文集、報告書などの文字中心の冊子、卒業アルバムやカタログなどの写真やイラストなどを多用する冊子があります。

 

文字中心の冊子の場合は、文字が読みやすいということに注意する必要がありますので、光沢のあるコート紙やアート紙などは不向きです。

この場合は、上質紙やマットコート紙などを使用することで光の反射が抑えられるので、文字が読みやすくなります。さらに文字中心と言っても写真やイラスト、図表などを掲載したい場合には、マットコート紙を選択することで色がきれいに表現されます。

 

逆に、卒業アルバムやカタログのように写真やイラストなどを多用する場合には、発色の良いコート紙やアート紙などの利用がお勧めです。

写真などの発色が良くきれいに印刷されるため、高級感があります。

 

また、表紙印刷にこだわる場合も用紙の選択は重要になります。

メインの写真やイラストなどを掲載する場合は本文が上質紙などでも、表紙のみコート紙やアート紙などを使用することで、冊子全体に高級感を出すことができます。

さらに、レザックなどのエンボス紙を使用すれば、報告書や論文の場合は重厚感や落ち着いた印象のある冊子に仕上げることができます。

 

 

そのほか冊子印刷には、加工方法なども係わってきますので、注文する場合はイメージに近い既存の冊子などを参考にして、印刷方式や加工の種類など検討し最適な方法が無いか業者に相談してみるのも良いかもしれません。

 

 

次回はプレゼン資料印刷にはこの用紙・・・。

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