印刷用紙について

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15.レザック

15.レザック

今回はレザックについて

レザックという用紙をご存知でしょうか?この用紙にはいくつか種類がありますが、皮革の質感などを紙に表現した用紙です。名前のレザックですが、レザー(皮革)とライク(ような)を併せた造語だということです。

見た目や質感、手触りなど高級感があるので、文集や報告書、写真集などの表紙に多く使用されます。

 

 

種類としては

レザック66・・・仔牛の皮しぼを表現

レザック75・・・仔山羊の皮しぼを表現

レザックつむぎ・・・八丈島特有の風土が生み出した八丈白紬の肌がモデル

レザックろうけつ・・・蝋のひび割れから染みた染料をイメージ

レザックオリヒメ・・・雪深い東北地方の岩手で生まれた自然な織り味を表現したざっくりとした風合い

などがあります。

 

レザックも色上質紙と同様に用紙自体に色がついています。各種レザックごとに多くの色がありますので、サンプル請求や試し刷りができる場合は、利用しましょう。

 

厚さとしては、四六判で70kgから260kgと幅はありますが、種類によっては存在しない厚さもありますので、ご注意ください。

 

紙の目は

それぞれ、横目のみです。

 

次回は再生紙について・・・。

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