他の印刷方法用途(スクリーン印刷)
2013年8月16日
スクリーン印刷は、先にお話した凸版印刷、凹版印刷(グラビア印刷)、平版印刷(オフセット印刷)のほかに孔版印刷と言う種類があり、スクリーン印刷は「孔版印刷」になります。
スクリーン印刷は、「水と空気以外なら、何にでも印刷ができる」と言われるほど、あらゆる素材について対応が可能な印刷方法です。昔、年賀状印刷に使用していたプリントゴッコなどもこの孔版印刷の一部です。
スクリーン印刷の原理は、スクリーンのメッシュ(網目)にインクを載せ、上からゴム板(スキージ)などでしごきます。メッシュの網目が露出した部分からだけインクが下に押し出され、印刷したいパターンが被印刷物に転移します。
この版面はメッシュ状のため柔軟性・弾力性に富んでおり、平面の他に曲面などにも印刷できます。
また、素材も紙や布はもちろんのこと、ガラスやプラスチック、金属など、多種多様に選択できます。