オンデマンドおまかせ 入稿時の注意点(インデザインの注意点②)
2014年3月1日
引き続き入稿時のアドビインデザインの基本的な注意点(2回目)です。
パッケージ化(データ収集)について
パッケージ化する前にプリフライトを行うことで、出力前のデータ状態をチェックすることができます。
問題のないデータをパッケージ化することにより、出力用データとしてまとめることが出来ます。
しかし、受け渡しが不可能なプロテクトのかけてある欧文フォントを収集することがが出来ません。
その場合はデータ上で部分的にアウトラインが必要になります。
アウトライン時の注意点について
※アウトラインをすると編集が出来なくなりますので、アウトライン前のデータを別にバックアップしてください。
InDesignは指定した文字単位でアウトラインが出来ますが、文字詰めが変わります。
アウトラインをする場合にはテキストフレームを選択してすべてアウトラインを行ってください。
【線の設定について】
InDesignは文字に対して「線」にカラーを設定することで、文字に色ふちを付けることが出来ます。
但し、この機能で付けた色ふちはアウトライン化することによって太さが変化します。
例えば文字に対して2ミリの線を付けた場合、線は外側に2ミリ太ります。
これに対して、図形などのオブジェクトに2ミリの線を付けた場合、線は両側に1ミリずつ、計2ミリ太ります。
つまり、文字はアウトライン化するとオブジェクト扱いになるので、線の太り方が変わってしまうのです。
InDesignで文字をアウトライン化するには注意が必要ですので、弊社ではPDFでのご入稿をお薦めしています。
【レイヤー】
印刷時に使用しない不要なレイヤーは削除した上で入稿してください。
【カスタムカラー】
印刷時に使用しないカスタムカラー(特色)はプロセスカラーにしてから入稿してください。