オフセット印刷
2013年7月26日
一般的な印刷のイメージと言うと、凹凸のある「版」というものを作成して、そこにインクをのせて紙に転写するという仕組みを思い浮かべるとおもいますが、オフセット印刷は、PS版と言う版に凹凸をつけない方法で印刷します。 また、これを「平板印刷」とも呼びます。
オフセット印刷は、版に凹凸をつけず、油(インク)の特性を利用してインクをはじく部分と水をはじかない部分を作って、必要な部分だけにインクをつけて紙に転写するという手法で行う印刷のことです。 他の印刷方式が版から直接紙などへ転写する方式をとっていますが、一旦ブランケットへ転写した後、ブランケットから紙へ再転写する方式が特徴をとっています。
オフセット印刷の仕組み
一般的な印刷物(チラシやパンフレット、本や雑誌など)の殆どがこのオフセット印刷方式をとっています。 昔のカラー印刷はグラビア印刷が主流でしたが、材料の品質向上によって色の再現性が飛躍的に上がった為、版の扱いが容易で安いオフセット印刷が取って代わるようになりました。