用紙について(オンデマンド)
2013年9月20日
用紙について詳しい内容は、別コラム「印刷用紙について」にて詳しく説明していますのでそちらをご覧下さい。
今回ここでの説明は、「印刷用紙について」のコラムの内容を元にオンデマンドで使用できる用紙について説明します。
コート系
用紙表面に光沢のあるコーティング加工が施されており、オンデマンドのトナーの定着が良く、色鮮やかな仕上がりになります。
主な用途としては、カタログや写真集などの写真を多く使用するものや、チラシ、メニューなどに多く用いられます。
コート系の用紙(コート紙 ・アートポスト ・エスプリコート など)
マットコート系
用紙表面に光沢を抑えたコーティング加工が施されています。コート系の用紙に比べ、落ち着いた仕上がりになりますが、コーティング加工されているため、トナーもしっかりと定着しますので写真も綺麗に印刷されます。用紙の質としては、手触りも滑らかで、高級感を与えることが出来ます。
用途としては、写真なども多く入っているが、文字を読むことをメインしたパンフレットや会社案内、冊子などに用いられます。
マットコート系の用紙(ユーライト ・ニューエイジ ・サテン金藤 ・マットポスト など)
非塗工紙 (上質紙・中質紙・更紙)
用紙で表面にコーティングが施されていないもとなります。実際一般的に皆さんが想像する紙はこちらの紙になると思います。
加工がされていないため、コート系やマット系と比べると紙の表面が凸凹しているため、トナーの定着が悪くなります。(コート系やマット系と比べるとですので実際印刷しても問題ありません)※写真が多い印刷物はコートやマットコートをお勧めします。
表面が凸凹しているため、文字(鉛筆やボールペンでの)の書き込みや、スタンプ、印鑑などの捺印が出来る事(インクが紙に染込む為)も特徴があります。
用途としては、ハガキ、スタンプカード、文字物の冊子などに用いられます。