RAW現像とは、簡単に説明すると写真として完成していないデータを自分で処理をするプロセスと言う事になります。(ネガフィルムのような感じをイメージして頂くと解りやすいです。)
RAWデータをPC等で扱うには専用のRAW現像ソフトが必要になります。
その代表格のソフトがAdobeのLightroomになります。
RAW現像で出来る事は、
- 露出補正
アンダー気味の写真をパラメータで明るく調整することが出来ます。
その逆の明るすぎる写真を適正な明るさに補正する事も出来ます。
- 色の補正
写真の色味が足りない場合等は、色味を足したり、コントラストをつけたり、
部分的な色だけを調整したりと、様々な補正が可能です。
- ホワイトバランスの補正
色の偏りを適正に補正する事もパラメータを使って簡単に適正な色味に補正ができます。
- 傾きの補正
角度を調整する事で簡単に傾きを直す事が出来ます。
この他にも様々に調整出来る項目があります。
例えば、シャープネスの調整、ノイズの軽減、ゴミ消し、トーンカーブやフィルター等の適用等多岐に渡りあります。
最後に、RAWデータを扱える事で、Jpegとは違う写真表現の可能性が広がります。
RAW現像前
RAW現像後
上記の写真データは、サンプル例として、アンダー気味の写真を明るく鮮やかに補正をしています。
この修正を画像劣化なしの状態で現像をしています。