ジュエリーの撮影は、とても難しい撮影ですが、今回は、黒いマット系の布に透明なガラス板を置いて、そのガラス板の上にジュエリー、アクセサリーを置いて撮影する方法です。
ライトについては、スポット的に真上からとか、右側からとか、左側からとか当てて光の強弱でジュエリーが本来持っている輝きのコントラスト感とか陰影などが出せるような感じでライトを調節していきます。いかにジュエリーの輝きが出せるかで、ジュエリーの質感の表現が決まってしまいます。
ライトの調節は、立体的に魅せる上では、非常に重要なポイントになります。後は、ジュエリーの質感をさらに高める上では、シャープ感が必要不可欠な要素です。但し、シャープ感を求めすぎて強めにシャープかけてしまいがちですが、あまりにも強くかけすぎてしまうと金属の粗さだけが逆に目立ってしまい粗悪品の展示品になってしまうので注意が必要になります。
ジュエリーを台座に置くシュチュエーションの一つとして、大理石やレンガ調の石だったり、乳白色系のアクリル版に置いて下からライトを当てて撮影する等上品に魅せるテクニックの一つとしてご提案出来るのではないかと思います。