商品撮影をする上でマクロで撮影することは、撮影頻度としては少ないかもしれませんが、撮影上での注意やテクニックを知る事で商品撮影に於ける新たな表現領域と可能性が見つかるかもしれません。
マクロ撮影とは、通常のズームレンズよりも被写体に近づき、被写体を大きく撮影する事です。
マクロレンズは、撮影距離が短いので接写する事ができます。
接写では、被写界深度が極度に浅くなるので、ピントを合わせた部分の周りが大きくボケるので被写体をいっそうに引き立たせる事ができます。
撮影する時に注意する点として、ピントがかなりシビアになります。
ほんの少しピントが甘くなった状態になると全体がぼやけてしまいます。
ピントもオートフォーカスで合わせられない場合も出てくるので、マニュアルフォーカスでピント調整もしなければならない状態になります。
その他には、カメラを支える三脚は必須です。
マクロ撮影の場合だと少しのブレが大きなボケにつながり良い撮影はできません。
撮影する時に必ず確認しておきたい項目としては、
ピント、構図、ブレの3つです。
この3点は撮影現場から離れたら修正の使用がないからです。