圧縮効果とはどうのようなものなのでしょうか。
簡単に言うと、近くのものと遠くのものの距離感を縮める不思議な効果の事です。特に望遠レンズ等を使用した際は、より効果的に表現する事が可能です。
もう少し解りやすく説明すると、遠近感をなくして、被写体と被写体の距離感を縮めて見せる効果になります。
圧縮効果は、撮影する側の人間と被写体の距離が遠く、その見え方は一般的な感覚よりも遠近感が希薄に見えてしまいます。
圧縮効果を使用したサンプル例として背景の圧縮があります。
遠くにある被写体を近くにあるように距離をぐっと縮めて撮影する時。
迫力があるように撮影されます。
圧縮効果を活かした写真の撮り方として、
等間隔で並ぶ被写体を見つけた時などは、望遠レンズで切り取る。
近くに引き寄せたい背景などを見つけた場合などは、出来るだけ
被写体と離れて望遠レンズで切り取る。
圧縮効果狙った撮影については、被写体を撮影する奥側に圧縮させる被写体がそこにあるかどうかは重要になります。
70mmのレンズで撮影した風景
300mmのレンズで撮影した風景