ワインボトルや一升瓶の撮影は、ボトル自体が湾曲して鏡面のような感じで周りが写り込んでしまうので、撮影するのは、難しい商品になります。
撮影する上でのポイントについて説明をしていきます。
- ボトルの透明感と明るさを出す。
ライトを真上からスポット的に柔らかい光を当てます。
後側から当てる事で、光が透過するのでボトルに明るさが出ます。
- 側面からディフューザー越しにライトを当て周りの写り込みを軽減する。
ボトル自体が湾曲して鏡面のような感じのものなので、撮影する側の方向性はなるべく黒い布のようなもので覆って撮影した方が周りの写り込みを軽減できます。
ライトは当てる位置や距離によっても商品のニュアンスは変わってしまうので、あらかじめどのような方向性で撮影したいのか確認しておかなければなりません。
- ボトルの歪みを防ぐ為に離れた位置からの撮影(望遠レンズ等も使用。)
離れた位置から撮影するメリットとしては、
ボトル(商品)の歪みを防げる。
広角撮影になると商品の近くに寄って撮影する事になるので、
商品が誇張され、形が本来の形とは少し違って撮影されてしまいます。
逆に望遠レンズを使用すると商品の形状を正しく撮影する事が出来ます。
後、撮影時にカメラを離して撮影出来る事からカメラ本体の写り込みも軽減出来ます。